先天性心疾患をもつ方が妊娠した場合

先天性心疾患をもつ患者さまは未修復・修復後にかかわらず、注意深い妊娠出産の管理が必要になる場合が多くあります。

当院では産科・麻酔科・新生児科と協力して先天性心疾患を合併した方の妊娠の診療を行っています。妊娠された方、今後妊娠を希望される方についてのご相談にも乗っておりますので、紹介状をご持参いただくか、直接当科外来を受診ください。

胎児心エコー検査をご希望の方へ

心エコー検査部門

胎児心エコー検査は妊娠しているお母さんのお腹にエコーをあてて、赤ちゃん(胎児)の心臓を詳しく評価する検査法で、通常妊娠18週ごろから検査が可能となります。生まれてくる前に診断することで、出生直後に状態の悪くなることが予想される心疾患の場合には分娩を計画的に行い、出生直後に治療を開始することができるため、状態の悪化を防ぐことができます。

心疾患の状態によっては胎内で赤ちゃんの状態が悪くなる場合もあることから、悪化する前に出生時期を検討することもできます。また、胎児不整脈の場合には、お母さんに薬剤を投与することでおなかの赤ちゃんの治療ができる場合があります。

胎児心エコー検査の適応は、

  • (1) 胎児心奇形や不整脈が疑われた場合
  • (2) 先天性心疾患の家族歴がある場合
  • (3) 心疾患以外の奇形の合併がある場合
  • (4) 染色体異常が疑われた場合
  • (5) 子宮内発育不全がある場合
  • (6) 妊娠中の薬物や放射線への暴露がある場合、などです。

検査希望の方は紹介状をご持参いただくか、直接当科外来を受診ください。
検査時間は30分〜1時間を要します。